お得意様からの依頼で
鎌倉
辻説法跡入口の門扉製作のお仕事を頂きました。
今まで使用していた扉が劣化したので
当社で新しくステンレス製で作らせてもらいました。

今までの扉と同じようなデザインにしたいということで・・・
当社の社長が担当をしてくれましたが
部品調達の時点で、かなり悩んでたみたいです





まず、センター部分の組立です

今まで使用していた大切な紋章プレートをそのまま使用するのに
ステンレスのFB(フラットバー)で周りに枠を作ります。
四隅にR(アール)がついているので
現物に合わせて、Rに加工していきます。

現物に合わせたら、溶接をしてつなぎます。

枠が出来ました

この後、溶接の部分を丁寧に消して
HL(ヘアライン)仕上げをします。

センターの紋章プレートと扉本体とを
他の模様とで、合体させていきます。
原稿の図面の上で、一つ一つを確認しながら
作業を進めていきます。
つなぎの部分も、Rになっていて少しずつ違うので
全て手作りで進めていくので、とても大変です



細かい部品です。
こちらの部品は、どの様に作ったと思いますか

実は、
レーザー加工機で切りました。
細いのに厚さがあるので、とても大変な加工なんです

しかも、データを作るのも大変なんです



これ、すごいと思います

1枚の板から切り抜いたんですよ


それぞれの部品にもHL仕上げをします。

HL仕上げ前

HL仕上げ後

全部の部品が溶接されました


溶接の後は、特別な機械で
溶接をした所の焼け焦げをとります。

ジュジュジュ〜って感じですよ



溶接をした所(根元)がすっかりキレイになりました


これで、完成です

そして・・・

新規扉取付完了です


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